サボテンの花の水やり

三日坊主の成長備忘録 早く人間になりたいなぁ

サボテンと初めての化粧

ブログを始めて三日目、今日でやっと三日坊主と言える日になった。


前の記事で書いた通り、コンタクトをし始めた時には少し化粧に対しての意識があった。
今日はそんな私なりの今の化粧にたどり着くまでを書きたいと思う。


最初に始めたのは口紅だった

幸い自分の唇は色が濃い方で、口紅を塗らなくてもそこそこの色は付いている方ではあった。


次は眉毛だ

これはコンプレックスの一つであるが私はストレスが溜まると髪の毛が抜けやすかった
今思えば寝ている時に無意識で毟っていたかもしれない、それは眉毛も例外ではなく薄いのだ。

つい最近初めて美容雑誌というものに手を出した。
眉毛ブラシが付録で付いてくるものだった。

特集は眉毛で、「ゲジまゆさん」「うすまゆさん」といったタイプによっての化粧も載っていた。
自分は間違いなく うすまゆ だろうとワクワクしながらページを開いた。


結果としては自分は恐らく穴抜け眉毛なのだと思う。

抜けている部分が集中していて、眉毛のあたりを指先でなぞってみると素肌の感触がする所もある

私は眉毛の書き方を研究しようと思う。何事も勉強勉強


まずは付録に付いていたブラシを使う為にパウダータイプを買ってこなくては
自分はペンシル派だった

話は戻るがまずは眉毛と口紅だけ化粧をしてみた。

その日、アルバイト先でパートのおばさんに

「あら、口紅付けてみたの?」

と言われた。

そうなんですよー、ちょっと荒れてるのが治ってきたのでーー

と軽く返した。

その人は普段あまり自分とは話さない人で私自体もその人のことが少し苦手だった。

今までは、挨拶の習慣はあったので簡単な挨拶と仕事で必要なことしか話さなかった

その日の
口紅付けたの?
がその人との初めての世間話だった。

そんなの世間話じゃないじゃん
と思う人は思うだろうし自分の中の世間話の感覚は少しはズレているだろうとは思う。

そもそも自分は人と話す事が苦手だ。
もっと言うと人に興味が無い。

私のことを知っている人は割と
「お喋りでテンションが高くて笑い上戸」
という印象を抱いている人も多いと思う



お喋りは好きだ
でも人と話すことが苦手だ



自分とは話が合う人とのお喋りは好きだ
でも自分とは話が合わない人と話すことが苦手だ


だからその日一言でも自分とは話が合わない人と礼儀以外の会話が出来たのは自分にとって大きな成長だったのだ、自信に繋がった


そういうわけでだんだんと化粧に対するハードルというものが下がってきた。



次に調子に乗った私はアイシャドウとマスカラを買った。
CANMAKEのものだ。

CANMAKEはお財布にとても優しかった。
1000円未満で何かしらのものが買える。

似合うのか分からないがそこで私はCANMAKEの5色入ったアイシャドウを買った。
ピンク色のものだった、ピンクは好きだった。
サボテンにもかわいい色は憧れではあった。


周りのキラキラ女子はしゃねるやらでぉおーるやらのショップバックを持っていた
高いだろうなーとは思っていた、値段なんて調べたこと無かったけど。
自分がそういうお高い化粧品に手を出すことはないと思っていたから

ブランド物に本当に疎かった。
昔名古屋に出かけた時にDiorの看板を見て
「だいおー」
と読んで恥をかいたぐらいにはブランド物に疎かったのだ。

話を戻して家に帰って早速買ったもののパッケージを開けた、すごくどきどきした

裏にどこになにを付ければいいのかが書いてあったのでその通りに付けてみた。

似合っていたのかは全くわからなかったが
何だか大人っぽくなった!!
とその時の私は思って満足したのだ。
自分の大人っぽいという規準は一体なんなのだろう。

後々にアイシャドウはブラウン系を使うのが正解!!という広告を見て、今は使いやすいブラウン系のちふれとエクセルのアイシャドウを使っている。

眉毛ペンシルは頭にペン、お尻の方にスクリューブラシが付いていた。
当時の私はブラシの役割を知らずにペンシルだけ使っていた。

あのね、スクリューブラシは眉毛を整える為のものなんだよ、昔の私ちゃんと調べてよね



それからしばらく経ってビューラーとチークを購入した。
どちらもCANMAKEのものだ、CANMAKE様様だ

目に何かが近づいてくるのがとにかく苦手だった、だからビューラーはまず睫毛を挟むところで苦戦した。

自分なりのカールをして見たあと鏡を見てみるとほとんど変わらなかった、横から見ると少しカールしているのが分かるぐらい、右目は


左目は散々だった。
自分は右利きで感覚が掴めず結局左目はまあこれから頑張って上手くなろうねと放置した。

あのね、今は右は上手く上がるようになったの、でも左は相変わらずほとんど変わってないからね、練習だよ自分



そここら少しずつ、本当に少しずつ数ヶ月に1度化粧品を買うようになった。
進歩だ、これは本当に進歩だ。

「化粧品買うならそのお金でグッズ買うもん!!」

そういうオタクだったからだ。

3000円でも自分磨き(笑い)の為に使えたことは自分にとって進歩だ。

まず下地に手を出した、これもCANMAKE。
あとマスカラ、チークもCANMAKE

その時唯一ハイライターだけCEZANNEを使った。
私の5倍は人間な妹に薦められたからだ。


使いこなせなかったけど、今も使ってるけど使いこなせてないよ

そうして行くうちにフルメイクが出来るようなものだけは手に入った。


馬鹿野郎、そんなんじゃ、フルメイク出来へんわ!!

私はその後眉マスカラという存在を知るし、アイプチ、アイライナーも知る。

知らなければ自分の中では完璧だと思うし、その時の私はそれで満足していた。

さぁ、次はどうしようか、とりあえずこの化粧品がなくなったら新しく同じのを買えばいいか!!

私は新しいことを始めるのが苦手なタイプだった、
食べ物でも新発売のものには手を出さなかった。
31のアイスクリームも試食で食べた新発売のものではなくいつものクッキーアンドクリームを頼んだ。




ここでサボテンと人間になる為の化粧についてのお話その1は終わりだ。

その2は明日書こうと思う。
あるデパコスブランドとの出会いのお話をしたいと思う。
JILLSTUARTだ。

今日でブログは三日目だ。
三日坊主のあの三日だ。

そこを超えて明日は四日目だ。

そうしたらもう三日坊主じゃなくなるぞ、
好きなお話したいよね、自分、頑張って
明日お話できたら三日坊主は卒業だよ。


あしたのじぶん、がんばれ