サボテンの花の水やり

三日坊主の成長備忘録 早く人間になりたいなぁ

推しカプに救われた話

今日ビッグサイトで行われた同人イベントに参加してきた。
参加というのは一般という意味ではなくサークル側でという方だ。

そこで推しカプの本を1冊とアクリルキーホルダーを頒布した。

私はそんな推しカプの絵描きというやつだ。

そんな絵描きと言えるほど大層なものでは無いし、本なんて出せるようなレベルではないし、漫画なんて普段かかないし、でもでも、本を出すなら漫画がいい……じゃあ、まぁ頑張りますか!!
と言うぐらいでしか漫画も描かない。


私の今の自ジャンルは正直マイナーぎみだ。
あと界隈が、狭い。

だからこそこのジャンルを布教するぞ!!このカプを布教するぞ!!!
とみんな積極的というか本当に本当に愛を込めて作品や呟きをしている。

私もそのうちの1人だ。

私の推しカプは部活物の1年生×3年生だ。

そしてこのジャンルはキャラソンも出るし、デュエットソングも存在する。

後輩は親友とデュエットを歌い、先輩は同級生の悪友とデュエットを歌っていた。

公式的にはここがカプというかセットなんだと思う。

でも私はこの後輩と先輩にハマった。

公式で憧れの描写があったり、空気椅子をしたりと美味しいシーンが色々とあるが本当に"関係性"にやられたのだ。

私は毎日毎日寝る前に推しカプを検索して、そして自分自体も一枚絵や、妄想文などをツイートしていた。

それだけでも充分、充分に楽しかった。

ここで推しジャンルのオンリーが開催されることが決定した。

スケジュール帳と睨めっこして私はオンリーにサークル参加する事を決意した。

自分で推しカプの本が出したい、推しカプの数を増やしたい、サークル参加して一般参加の人よりもはやく入場したい。

理由は色々あるがとにかくサークル参加を決意したのだ。

サークル参加するためにはまず申し込みの段階で何を頒布するか入力しなくてはならない。

そこで私は新刊2冊とアクキーと入力した。

結果として当日新刊は1冊になった。

原稿作業は9月の時点でコマ割りまで済ませていた、正直いいペースで進んでいた。

だいぶ急ぎの作業になるが2冊目も何とかいけそう!!
と思っていた年始


私はインフルエンザになったのだ


インフルエンザ、まず学校にもアルバイトにも行けないしそして、私は予防摂取をしていなかったのだ。

すごい熱が出た、42度も出た。本当に、まじで死ぬかと思った。

熱が出たのは最初の3日でそこから先は休み休みながらもパソコンと睨めっこしていた。

2冊目は諦めた。

代わりにアクキーを制作することにした。

私の前からのジャンルのフォロワーはよくアクキーを出していた。
とってもとーーっても可愛かったしセンスが良かった。

私と彼女の推しカプは違っていたがとにかく彼女の描くSDキャラが好きで、今までに出したアクキーは全て持っている。

私も少なからずアクキー作ってみたいなぁ……という気持ちはあった。なかなか実行しなかったが。



話はずれたが当日のオンリーのお話をしようと思う。

朝フォロワーと合流してビッグサイトへと向かった。

私と彼女は1つスペースを挟んで、隣だった。
同じカップリングだからね

まず同じカップリングの方と一緒に行動できるのが本当に有難かったし嬉しかった

スペースに着いてからは、布を敷いたり設営をしたり、隣の方に挨拶をしたりと忙しかった。

これでサークル参加をしっかりとするのは4度目になるが、設営は慣れない。

あーー、値札こうすればよかったーー!!レイアウトださくない!?ここはこうしようよーー!!次からはこうする!!
とまだ今回も始まってないのにもう次のことを考えてた。


10時

オンリー開始と共に会場は拍手に包まれて、少しすると一般参加の方が入場してきた。

今回部数は内緒だが、ありがたいことに刷った新刊が完売した、ありがとうございました!!

と共に

もう、あと10部刷っとけば~!!と後悔もした

多く刷りすぎるとジャンルが変わると家に在庫が残るし、少なめに刷ると欲しい人に届かない。

さじ加減が本当に難しい………

私は素直にスペースに来た方に

「今回本当にカプの需要というか数が読めなくて……」
と言うと

「需要めちゃくちゃあるに決まってるじゃないですか!!!!」
と言ってくれた。

たとえお世辞だったとしてもその一言が本当に本当に嬉しかった。

スペースには色んな方が来てくださった。

同じカプの相互さん

攻めの相手違いの相互さん

私をフォローしてくださってる人

サンプルを見て、初めて私を知った人

前のジャンルで仲良くしてくださった人

本当に本当にありがとうございます!!!


前のジャンルの方は恐らく今の推しカプのことをあまり分からないのに新刊を買ってくださった。

「前々からずっとトリさんの描かれる本が欲しかったんです!!」

本当に本当に嬉しかった

本当に本当に嬉しいしか言えてないけど、嬉しい。

とにかく驚きとかほかの感情を超えて嬉しいのだ。


撤収してからは同じカプのフォロワー2人と居酒屋でアフターをした。

私は絵描き。相手2人は文字書きで、1人は一般参加だった。

まず
「お疲れ様でした!!」
と乾杯をしてアフターは始まった。

推しカプの話をしたり、お互いのかかれて作品について話し合ったりと楽しい話ばかりした。

どういうタイミングだったかは忘れてしまったが私は

「本当に辛い時とか悲しい、苦しい時に推しカプの作品を読んで、笑顔になって元気を貰ってるんです」

と少し半泣きになりながら言った。お酒が入っていたから自信はない。

でも本当に自分は苦しい時、辛い時に色んな方がかかれた推しカプを見て元気をもらったし

彼らのモチーフの色が隣に並んでるだけで笑顔になったり

推しカプに支えられている。

そして恥ずかしながら自分で描いたものにも支えられている。

わかる!この解釈!!この表情!!自分好きだわ、だって自分で描いたもんね!!

と色々と少ないながらも同人活動をしてきた中で、こんなにも素直に自分の描いたものに萌えれたことは無かった。

それはこの今のカプに辿り着くまでに自分なりに絵の練習、漫画の練習をしたり、色々な経験を積んできたからだと思う。

だから前好きだった、もちろん今も好きだけどあまり描かなくなってしまったカプに自分が出会えて、少なからず絵や文章を書いたことも全く無駄ではないと思っている。

色んなカプにハマってきたからこそいまこのカプでこんなにも幸せに萌えて楽しめている。


そして今日、そんな推しカプのアンソロジーが発行されることが決定した。

嬉しい以外の気持ちがない
本当に
ただただ嬉しい

私も主催の方がこの推しカプのアンソロジーを発行しようと決意するまでの萌えの材料に少しでも参加出来たことが嬉しい。
好きで描いてる、もちろん、好きで描いてる。

でもやっぱり認めて欲しいこともある。
だから、自分が頑張って描いてきたことは無駄じゃなかった、このカプを好きでよかったと本当に心の底から思った。



明日からはまた日常に戻る。
実はこうやって文字を打っているが明日は大学最後のテストだったりもする。
でもなによりも本当にこの嬉しい気持ちを共有したかった。

今日ばっかりは自慢になる、自慢させてくれ

推しカプのアンソロジーの発行が決まったの!!!!


自分自体も参加したいし、これからもTwitterでカプを愛でていきたいし、そして
もっともっとちゃんと勉強して、自分が本当に表現したい、理想のわたしの推しカプの同人誌を作れるようにこれからも頑張っていきたい

同人は自分の好きなものを好きなタイミングですることだと私は思っている。

でもいまが本当にその好きなタイミング
毎日がタイミング

少しでも時間が開けば2人について考える、それがとっても幸せ!!!!ハッピー!!!!!